アーキテクトの目的は何なのか(映画マトリックス)

マトリックスレザレクションズが公開されましたがまだ見ておりません。

その前にレボリューションズまでの話で思ったことを書いてみる。

 

そもそもマシン側はなぜマトリックスを維持管理しているのか?という疑問を抱いた方は居ないだろうか?

人類はマシンとの戦争に負けマシンによる支配を受け入れた。その結果、人類はプラグにつながれ仮想現実の世界に閉じ込められ、マシンのエネルギー源としてシステムに組み込まれた。しかし、マシン側からして人間を生かしておく必要があるのだろうか?

劇中では人間はマシンのエネルギー源として生かされていると説明されているが、核融合が実現している世界において人間からエネルギーを取り出すのがそれほど効率的とは思えない。

1つは人類側との停戦協定に支配は受け入れるが人類そのものは生かしてほしいという人類側の要望があった可能性。最後にアーキテクトが「私は人間と違って約束は守る」と言っている点からもこういった約束があった可能性は高い。

もう1つはマシン自体の存在意義ではないだろうか。マシンは自らを生み出した人類という存在を完全には理解しえなかった。そのため人類をマトリックス内に飼い研究対象として生かしておきたかった。人類を超えたマシンが更なる進化をするためには生みの親である人類をさらに研究する必要があったのかもしれない。そして人間を研究すること自体が彼らの存在意義を見出すことにもなる。