梨子ちゃんしいたけに噛まれる

「はい、梨子ちゃんこれも慣れだよ慣れ!」
「うっ…でもこの大きさで噛まれたらただじゃ済まないわよね…」
「大丈夫だよ!しいたけは人が出来てるし!私も噛まれたことないよ!」
「人って…」
「大丈夫だって!ほらっ」
「あっ千歌ちゃん手引っ張らないd…」
 
(なでなで)
 
「ほら、大丈夫でしょ?」
 
(ガブッ)
 
「ぎゃあああああああ」
 
「梨子ちゃん!大丈夫だよ!甘噛みされてるだけだから!」
「ひぃいいいい!う…腕の骨が折れt」
「人間には215本も骨があるずら、一本ぐらい折れても大したことないずら…」
「り、梨子ちゃんしかっかりして!腕、普通に動いてるよ!しいたけ、ただ舐めてるだけだから!」
「ふふふっ、私の右腕は仮の腕!本当の腕は契約の時に持って行かれたのよ!」
「仮の腕なら問題ないずら…善子ちゃんもしいたけに触るずら」
「だからヨハネって!ちょっと待って、腕引っ張らないでよずら丸!」
「しいたけ~よしよし~…ほら、マルが触っても大丈夫ずら…善子ちゃんも…」
「まってまって!心の準備が…じゃなかった…もし私の仮の腕が傷つけば封印された魔物が…」
「設定変わってるずら?」
「設定っていうなー!」
 
(さわさわ)
 
「(……か、かわいい!)ふふふ、どうやら私の魔力に大きさに気づいたようね…
 いいわ、私の使い魔としてあなたを使役してあげ…」
 
『ワンっ!』
 
「ひっ!びびっくりするじゃない!」
「ビビり過ぎずら」
「しいたけは善子ちゃんに撫でられて喜んでるんだよ~」
 
「ほら、ルビィちゃんも触ってみるずら」
「ピギィ!」
「大丈夫ずら、ふわふわで気持ちいいずら」
「じゃあ、ちょっとだけ…」
 
(なでなで…)
 
「うわぁ…ふわふわもふもふで気持ちいぃ…」
 
(ぺろぺろ…)
 
「うわっ!くすぐったいよぉ…」
 
(ぺろぺろ…)
 
「わわっ!そんなとこまで舐めちゃ…」
 
(ガバッ)
 
「わああ!誰か助け…ピギィイイイイイイイイ!」
「しいたけダメだよ!ルビィちゃんの押し倒したら!やめなさい!」
「ううう…やっぱりケダモノだわ!」
「ふふふ…静まりなさい…主人の命令よ…!」
「(ルビィちゃんエロいずら…)」